意識を無意識にする。2

人は一度にたくさんのことを考えることは出来ません。
ですから、練習では、未習得な技能・技術を意識して反復し、無意識な状態にする必要があります。そうでなければ、次の段階には進めません。故に、何にも考えの無い練習、目的も何も無いゲーム練習は成果がとても低いものになります。記憶や思い出に残るだけで、経験にはならないのです。

また、本番では、“無意識に出来る”ことを信じて戦う必要があります。あれもこれもと、意識しなければならないことをたくさん指示をしてしまっても、そのほとんどが中途半端なものとなってしまいます。逆に言えば、練習では本番でやるべきことを“無意識に出来る”状態にする努力が必要です。本番で、いかにベンチからの指示を少なく出来るかが勝負です!!