ルーティンワーク〜運動時間の確保〜

新しい練習を取り入れるとき、その練習について説明が必要になります。また、選手もその練習を理解し、慣れるまで時間がかかります。
練習メニューをルーティン化することで、説明を省き運動時間を確保することができ、選手もだんだんと練習のやり方ではなく、留意点などに意識を集中することができるようになります。

僕は、1日の中で新しい練習をあまりたくさん取り入れることの無いようにしています。
どうしても説明に時間がかかってしまうし、選手も慣れていないので、やりながら“もっとこうした方が良い”や“こういうところに注意しなさい”と指導しながらになるので、先ずその日はその練習からは何も効果は得られないものだと思っています。

練習は“意識の無意識化”だと思っているので、たった1日の練習で何かが変わるなんてことは無いと思ってます。最初の1日は、「今後こういう練習を取り入れるから覚えてね。こういうところには注意してやりなさい。ここはこうした方が良いんだよ。」っていう感じで終わります。次の練習から繰り返し行っていくことで、だんだん身につけるようにします。