立て続けにサービスエースを取られたとき

やってはいけないのは「先ずサーブレシーブ」という考え。

確かにサーブレシーブが上がらなければ話にならないんだけれど、せっかく上がっても得点にならなければまたやり直し。

最悪なのは、せっかく相手がアウトを打ってくれたのに、中途半端に触ってまた失点という状況。

 

簡単なサーブをいい加減なレシーブでのミスをした場合…つまり、サービスエースがこちらの“ミス”だったときに「まあまあ、とりあえずレシーブからちゃんとやろうや。」というのはともかく

フォーストエラー(相手の力量が上回ったときの失点)に関しては、自分達にはどうすることも出来ないのだから、慌てたところで何も出来ない。

 

やるべきことは、レシーブ、トス、アタックの3つ。トスがちゃんとできないなら、アタックができないなら、レシーブを上げた意味が全く無いということを忘れちゃいけない。

「バレーボールができるのが当たり前」はマズイ

「バレーボールができるのが当たり前」と思うのはマズイかと思います。
仲間がいて、場所があって、相手がいて、サポートしてくれる家族や指導者がいてバレーボールができるのであって、

バレーボールをやりたくてもやれない人はたくさんいます。

それなのに世の中には、バレーボールの練習を怠けたり、サボったり、「やりたくない」だとか言ったりする人がけっこういます。

「今は頑張りたくない」と思っても、“頑張りたいとき”にバレーボールができるか、練習ができるか、そんなのわかりません。

また、普段頑張れない選手は、頑張りたいときに頑張れない選手になります。気持ちは頑張りたいと思っていても、“甘さ”が出て、ハードな練習やトレーニングに取り組めないと思います。

 

「気持ち」だけではどうにもならないものです。

 

バレーボールが好きであれば、頑張るのは当たり前で、嫌なことや面倒臭いことがあっても、頑張らないと。食事と同じで好き嫌いしちゃ良くない。

 

指導者は選手に、バレーボールが嫌い、練習が嫌い、トレーニングが嫌い、とほんの少しでも思わせないように十分に気をつけるべきだと思います。

6年生はまだまだこれから!

9月になりました。

6年生は、最後の都大会の予選がもう始まります。

 

しかし、よく考えてみると、9月は都大会予選、10月は都大会最終予選と都大会、11月は町田一決定戦、12月はサレジオ、東亜、安田杯…そして、最後に合宿が待っているわけです。

実は、まだ4ヶ月もあるんですよね。1年の三分の一も残されています。Rは4月に入部したわけですから、まだ半分しか終わってません。

 

都大会に向けて、ひとまずの完成を目指しますが、その後の2ヶ月では、また更にチームを進化させるつもりでいます。

頑張りましょう!

20周年を祝う会

20周年を祝う会で、現役の選手達は、OB・OGの素晴らしいプレーを見られたと思います。
また、OB・OGが卒業してからどんな活躍をしているのかを知って、驚きや憧れを持ったんじゃないかと思います。多分こう思ったんじゃないでしょうか?「スゲー」って。

その「スゲー」OB・OGは、自分と同じ所で同じ様に練習をしてたんですよね。
是非、現役の選手達には、これをキッカケに“セルフイメージ”を高めてもらいたいと思ってます。

“あとちょっと”じゃない。全然まだまだ。

「点差はあるが、ラリーが続いて良い勝負」
というのは、つまり「決定力が無い」ということなんだろう。
あとちょっと。あと一歩。うちは弱くはないんだ。
と思えるかもしれないが、結局は勝てない。
相手からすれば、やりづらい相手だが、「まぁ負けないだろう」と思える。

「あとちょっと」だなんて甘んじていないで、さっさと“サーブ”“スパイク”の強化に取り組まなければ。

ルーティンワーク〜運動時間の確保〜

新しい練習を取り入れるとき、その練習について説明が必要になります。また、選手もその練習を理解し、慣れるまで時間がかかります。
練習メニューをルーティン化することで、説明を省き運動時間を確保することができ、選手もだんだんと練習のやり方ではなく、留意点などに意識を集中することができるようになります。

僕は、1日の中で新しい練習をあまりたくさん取り入れることの無いようにしています。
どうしても説明に時間がかかってしまうし、選手も慣れていないので、やりながら“もっとこうした方が良い”や“こういうところに注意しなさい”と指導しながらになるので、先ずその日はその練習からは何も効果は得られないものだと思っています。

練習は“意識の無意識化”だと思っているので、たった1日の練習で何かが変わるなんてことは無いと思ってます。最初の1日は、「今後こういう練習を取り入れるから覚えてね。こういうところには注意してやりなさい。ここはこうした方が良いんだよ。」っていう感じで終わります。次の練習から繰り返し行っていくことで、だんだん身につけるようにします。

意識を無意識にする。2

人は一度にたくさんのことを考えることは出来ません。
ですから、練習では、未習得な技能・技術を意識して反復し、無意識な状態にする必要があります。そうでなければ、次の段階には進めません。故に、何にも考えの無い練習、目的も何も無いゲーム練習は成果がとても低いものになります。記憶や思い出に残るだけで、経験にはならないのです。

また、本番では、“無意識に出来る”ことを信じて戦う必要があります。あれもこれもと、意識しなければならないことをたくさん指示をしてしまっても、そのほとんどが中途半端なものとなってしまいます。逆に言えば、練習では本番でやるべきことを“無意識に出来る”状態にする努力が必要です。本番で、いかにベンチからの指示を少なく出来るかが勝負です!!